消委・食品表示部会、容器包装とウェブの表示項目をすみ分け

<訪日・在日外国人への対応も課題に>

 食品表示の全体像を検討している消費者委員会食品表示部会は5日、将来的に法令の下で、「容器包装に記載する表示項目」と「ウェブ上で記載する表示項目」を明確に分けるという案を示した。

 案によると、将来的には、容器包装とウェブ上のそれぞれに記載する表示項目を整理し、表示を義務づける。ただし、事業者の実効可能性や国際的整合性などを踏まえ、当面はウェブ上の記載対象を現行の義務表示項目とする「併用」型を推進する。その次の段階として、ウェブ上の記載対象を現行の義務表示項目とそれ以外の必要な表示項目とする「補完」型を進める。事業者の任意で行う「併用」型・「補完」型という2つの段階を経て、容器包装とウェブ上で義務づける表示項目のすみ分けを検討するという方向性を打ち出した。

 出席した委員からは、「表示項目が増えるなか、安全性に関する表示が目立たなくなったことを念頭に置き、段階的なアプローチを進めることは必要」、「実際の商品とウェブ上の表示が一致しているかという技術的課題を検討すべき」などの意見が出た。

 また今後の課題に、訪日・在日外国人や視覚機能が弱い人への対応が挙がった。訪日・在日外国人への対応策は、外国語の翻訳やピクトグラムの活用など。視覚機能の弱い人については、デザイン(コントラストや配色)の改善、ピクトグラムの活用を検討する方向性が示された。

(写真:5日午後に開かれた食品表示部会)

【木村 祐作】

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