酵素食品の販売業者5社に措置命令~消費者庁

<事実と異なる痩身効果を標ぼう>
 酵素食品の摂取で著しい痩身効果が得られるなど、事実と異なる表示を行ったとして、消費者庁は29日、健康食品の販売業者5社に対し、景品表示法に基づく措置命令を出した。

 違法な表示を行っていた商品は、ジェイフロンティア(株)(東京都渋谷区、中村篤弘代表)の『酵水素328選生サプリメント』、(株)ビーボ(東京都港区、武川克己代表)の『ベルタ酵素ドリンク』、(株)ユニヴァ・フュージョン(東京都港区、後藤健一代表)の『コンブチャクレンズ』、(株)ジプソフィラ(東京都新宿区、寺島清太代表)の『生酵素』、(株)モイスト(東京都江東区、池田英子代表)の『雑穀麹の生酵素』の5品。

 ジェイフロンティア(株)は自社ウェブサイトや新聞折り込みチラシなどで、「あんなにおデブだった、たんぽぽがどうやって痩せたのか!?」、「約3カ月で-12.7㎏」などと表示。(株)ビーボは自社ウェブサイトで、「結婚式まで時間がない…」、「2ヶ月でマイナス6.1キロ成功!」などと記載していた。また、(株)モイストは自社ウェブサイトで、「酵素が不足すると…」、「代謝が追いつかない」、「減りにくい体になるのです!!」などとうたっていた。

 5社から表示の裏付けとして「成分の資料が提出されたが、合理的な根拠を示すものではなかった」(消費者庁表示対策課)という。

 消費者庁は5社の表示が景表法に違反すると認定。ジェイフロンティア(株)、(株)ビーボ、(株)ユニヴァ・フュージョンの3社に対し、景表法に違反する表示だったことを一般消費者へ周知することや、再発防止策の構築などを命じた。

 既に日刊紙や自社ウェブサイトで一般消費者へ告知している(株)ジプソフィラと(株)モイストの2社に対しては、再発防止策の構築などを命じた。消費者庁によると、5社とも既に表示を是正している。

 取材で(株)モイストの関係者は、「(以前にも措置命令を受けて)再発防止策を取っていたが、認識として徹底されていなかった」と話している。

【木村 祐作】

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