元号が変わる新たな時代への幕開け

(一社)日本健康食品規格協会(JIHFS)

理事長 池田 秀子 氏

 新年明けましておめでとうございます。今年は、平成から新たな元号へと変わる記念すべき年となりますが、そのことだけでも、何がしかの緊張と高揚感を覚えずにいられないのは、実は私たちの心の内に、新たな時代への希求が既に大きく育っていたからにほかならないからなのかもしれません。

 健康食品業界にとって、この30年間は、食品には本来的に機能性があるという事実認識と、それを表示するという行為との間にある距離をいかに縮めるかについて、絶え間ない議論を重ねた時代でした。それは世界的な潮流でもあり、いずれの国・地域においても、それぞれが試行錯誤を続けて今日に至っています。そして、機能性表示に対する制度は異なりながらも、最終的に安全性と品質の確保が、まず何よりも重要であるという世界的な共通認識に至っています。

 日本では、2003年の食品衛生法改正により、通常の食品とは異なる形状や、濃縮・抽出された成分を有する食品に対して「暫定的流通禁止措置」が第7条として導入されました。そして、昨年の食品衛生法改正では、第7条の成分の部分がさらに拡大されるとともに、要求が明確にされ、「特別の注意を必要とする成分を含有する食品」を対象とする規定として、第8条が誕生しました。今後は、本条を核に健康食品の安全性と品質について科学的レベルの向上と論理性が求められていくことになると思われます。

 しかし、健康食品の現実世界は、不十分な法制度もあり、人材・技術・経験など、まだ多くの基本的な問題を抱えています。新たな時代を迎えようとしている今、JIHFSはもう一度、現実の問題に目を向けて、活動を進めたいと思っております。本年も、関係各位のさらなるご理解とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。 

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