日欧の施設在住高齢者の栄養状況を報告

<第7回DSMヘルスアカデミーを開催>

 DSM(株)(東京都港区、中原雄司社長)は15日、セミナー「第7回DSMヘルスアカデミー ヘルシー・エイジング~市場の10年先を見据えて」を都内で開催し、日欧の施設に在住している高齢者の栄養状態について報告した。

 (一社)巨樹の会副理事長の桑木晋氏は、「日本のリハビリ病院より、栄養に関する提言」をテーマに講演した。高齢者の栄養状態に対する理解が乏しく、入院患者の44%が低栄養にあると指摘。原因として、味付けが合わないことやえん下機能の低下、長期入院中の認知機能の低下などを挙げた。

 また桑木氏は、栄養を総摂取カロリーで計算しがちで、ビタミンなどの栄養指標が考慮されていない点を問題視した。食事がリハビリのツールとなることを再認識し、栄養面からも患者に対する貢献度を向上させる方針を説明した。

 DSMメディカルニュートリショングローバルマーケティング取締役のアナマリア・スティフェル氏は、英・独・仏の施設に在住している高齢者の栄養状況に関する調査結果を基に、満足に食事ができていない状況を報告。栄養素の提供のあり方について、個人の栄養状況に即したものを普通の食事に近い形態で提供することが望ましいと述べた。

(写真:講演するDSMメディカルニュートリショングローバルマーケティングのアナマリア・スティフェル氏) 

【越中 矢住子】

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