真似するだけで高収益とうたうせっけん通販に注意喚起

<「真似っこビジネス」の(株)きれい、消費者庁と東京都が合同調査>

 せっけんのネット販売を真似するだけで高収入が得られるとうたい、消費者に多額の代金を支払わせていた悪質商法について、消費者庁は6日、被害拡大の防止などの目的で、消費者安全法に基づいて情報を公表した。

 消費者庁によると、(株)きれい(東京都江東区、柳村和明代表)はウェブサイトで、「真似っこビジネス」、「毎月150万円以上を狙う!」、「やることは真似をするだけ!」などと表示して消費者を勧誘していた。

 同社はメールアドレスを登録した消費者に、勧誘するための動画を送信し、その後、ビジネスを始まるために必要なマニュアルを1万5,000円で販売。マニュアルでは、「クラウドシステムツール」と称するネットショッピングの販売管理ツールを使用すれば、簡単にせっけんを通信販売できると説明していた。さらに、稼ぎ方について消費者に電話で説明する際に、高収益を上げるためには有料コースの契約が必要であると執拗に勧誘し、高額な代金を支払わせていた。

 消費者庁によると、昨年11月1日~今年6月14日までに、262件の消費者相談が寄せられている。そのうち、131人が同社に代金を支払っており、支払代金は総額3,800万円に上る。

 消費者庁と東京都が合同で調査した結果、動画やウェブサイトの内容が虚偽であることが判明。また、同社の代表者は廃業する旨を申し立て、ウェブサイトは今年3月に閉鎖されたという。消費者庁では、別の事業者が同様の手口で問題を引き起こす可能性が高いとし、注意を呼びかけている。

【木村 祐作】

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